光脱毛(フラッシュ脱毛)は毛根そのものを破壊して脱毛する方法なので、しばらくすると抜けおいていくのが自然なのですが、光脱毛(フラッシュ脱毛)を行った人の意見でも「効果があった」という人もいれば、「効果がない」という人もいます。原理上は抜けおいていくのですが、同じ光脱毛(フラッシュ脱毛)を行ったとしても毛根の状態や毛質によっては抜けやすい場合も何回行っても毛が抜けてこない場合もあります。そこで、光脱毛(フラッシュ脱毛)を行っても効果がなかった人に考えられる原因とその対処方法をまとめました。今まで光脱毛(フラッシュ脱毛)を行って効果がなかった人やこれから光脱毛(フラッシュ脱毛)を行うにあたって効果がなかったらどうしようと考えている人は是非参考にしてみてください。
この記事の目次
光脱毛(フラッシュ脱毛)で毛が抜け落ちない主な原因
光脱毛(フラッシュ脱毛)で毛が抜けない原因ひとつではなく、いくつかあります。
施術後、数日では脱毛しない
光脱毛(フラッシュ脱毛)はご存知の通り、機器から発せられる可視光線が黒いメラニン色素に反応し、毛根そのものを破壊します。その一度与えたダメージに速効性はありません。毛根に一度ダメージを与えることにより、徐々に毛根が毛を維持することができなくなり、しばらくすると毛が切り離されて抜けていきます。おおよそ3週間低度で抜け落ちていきます。そのため、すぐに抜けないので、しばらく抜け落ちるのは待ちましょう。
また、光脱毛(フラッシュ脱毛)を行う前には剃毛した状態で照射します。照射し毛根を焼きますが、それと同時に毛も焼きます。焦げた毛が付いた状態になるので、その毛が抜け落ちるまでは一時的に黒く普段よりも濃くなります。
機器の出力が弱い
そもそも脱毛器の出力が弱い可能性もあります。エステサロンの機器も経年劣化で少しずつ弱くなります。その疑いがある場合は、サロンの担当者に相談してみましょう。また、家庭用脱毛器も低価格や低品質のものは元々の出力が弱く、太い毛に対しては効果がほとんどないものもあります。
一回目の脱毛では毛は抜けにくい
毛質や毛量にもよりますが、一回目の施術ではあまり毛は落ちにくいです。初めての場合、肌質や毛質がまだ分からないため、サロンでは初回の場合、弱めに光を照射する傾向にあります。何度か施術を行った後、大丈夫そうならパワーを強くしても大丈夫です。
また、初回はまだ毛根が弱っていないので、ダメージはあまり与えることができません。そのため、何度が行って毛根にダメージを蓄積する必要があります。
成長期の毛のみが抜ける
毛周期は、成長期(実際に毛が生えている時期)→退行期(生えていた毛が抜け始める時期)→休止期(次の成長期に向けて毛根が栄養を蓄えている時期)のサイクルになります。光脱毛(フラッシュ脱毛)が有効なのはそのうち、成長期の時のみなので、退行期や休止期状態の毛や毛根に関しては効果を発揮しません。主に毛根のうち成長期のものは約1/6と言われているので、一回の施術では1/6のみダメージを与えることができるため、原理上生えてこなくなる毛は一度の照射ではその程度です。そのため、最低でも周期を図って6回は施術をしないと完璧になくならないということになります。
太い毛は時間が脱毛に時間がかかる
VIOラインや脇、髭など毛根が太い部分に関しては脱毛効果が感じにくく、完全に抜け落ちるのには時間が掛かります。しかしながら照射すればするほど毛根にはダメージを与えることができるので、あきらめずに何度も施術を行う必要があります。VラインやIライン
産毛や白髪は抜けない
光脱毛(フラッシュ脱毛)で使う可視光線は黒いメラニン色素に反応します。そのため、産毛や白髪のようなメラニン色素がないものに関してはいくら施術を行ったとしても効果はありません。このような毛はあまり目立たないので、そのままにするか剃るしかありません。裏ワザとして黒染めをしてから照射すれば、光が反応する可能性があります。
日焼けやほくろには照射できない
日焼け肌やほくろも黒いメラニン色素があるため、可視光線が反応してしまいます。そのため、火傷をしてしまう心配があるので、施術はできません。
照射ミス
いくらやってもその部分だけ抜け落ちないことを確認したらそれは照射ミスの可能性があります。施術範囲のギリギリのところが、照射ミスになりやすいです。
まとめ
光脱毛(フラッシュ脱毛)で効果がない人で考えられうる原因をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?これから始める人や現在進行形で脱毛を行っている人はこの点に注意して行ってみてください。