光脱毛は毛抜きやレーザー脱毛と比べて痛みもほとんどありませんし、剃刀で剃った後のようなジョリジョリ感もないため、人気な脱毛方法です。特に大きなリスクや副作用はないのですが、一部の方に光脱毛をした後に照射したお肌にかゆみやぶつぶつ、赤み、蕁麻疹などの炎症が起きてしまうケースがあります。もしそうなってしまった場合や、光脱毛を行う前しておくべきことをまとめてみました。

光脱毛の施術後に行うべきケアは？

光脱毛を行った後は体内に熱が籠っている状態になります。照射した光は普段浴びている紫外線や蛍光灯の光よりも強力なエネルギーを持った光です。そのため、一度浴びるとしばらくその余韻が残り、体内に熱が溜まりやすくなっています。この状態でさらに熱が溜まる行動をしてしまうと照射部分が炎症を起こしてしまう可能性があります。

熱いお湯を浴びない

施術後は湯船に浸からずシャワーだけで済ましましょう。また、お湯もぬるめの温度にし、患部をこすり過ぎないように身体を洗ってください。

紫外線対策をしよう

季節にもよりますが、特に夏場など紫外線が強い時期は要注意です。照射した部分にさらに紫外線を浴びせてしまわないようにしましょう。そのため、サロンに行く時間帯を夜にしたり、昼間なら長袖や帽子を被るようにしましょう。逆に紫外線スプレーや日焼け止めは患部に染みる可能性があるので、やめておきましょう。

運動や食事に気を付ける

激しい運動をしたり、飲酒や辛い食事をとってしまうと体温が上がってしまいますので、出来るだけしないようにしましょう。

保湿をしっかりする

光脱毛後の肌はとても乾燥しやすい状態になっています。そのため、施術後はしっかりと保湿ケアをしてあげないと肌が弱ってしまいますし、乾燥していると毛も抜けにくくなるため、光だ羽毛の効果が得られにくくなってしまいます。そのため、保湿クリームをしっかりと塗ってあげることが大切になります。

もし炎症や赤みが出てしまった場合の対処法

ほとんどはありませんが、光脱毛後には赤みや痒み、蕁麻疹が起きてしまうことがあります。特に敏感肌や乾燥肌、体毛が濃い方の多くはこのような現象が起きてしまう場合が多いです。光脱毛の光は通常の光よりも強いため、敏感肌や乾燥肌の方はダメージを受けやすいです。また、光脱毛は黒に反応する特殊な光のため、体毛が濃い方の場合は、薄い人よりも反応する面積が多く、よりダメージを受けてしまいがちです。さらに日焼けしていてる人も肌が黒いため、光によるダメージが大きいです。

このような人たちは光脱毛によるかゆみやぶつぶつ、赤み、蕁麻疹が起きやすいです。もしそうなってしまった場合は、とにかくいち早くに肌を冷やすことが先決です。少しでも熱を逃がすことが炎症を防ぐことになるため、保冷剤や冷たいタオルでとにかく冷やしましょう。また、痒みが出てしまうと掻きやすいですが、それもやめましょう。さらに肌を痛めてしまうことになります。しばらく様子を見ても症状が改善されないようでしたら皮膚科に相談しに行き、しばらくは施術をしないことをおすすめします。サロンにも相談することは可能ですが、サロンでは治すことはできません。病院に行きつつも、サロンに相談し、ジェルを塗ってもらったり、光の出力を弱めてもらい施術していきましょう。