毎日洗顔やスキンケアをしているにも関わらず、詰まってしまう毛穴の汚れ。特に角栓は小鼻や鼻のてっぺんに溜まってしまうと目立ちやすく、イチゴ鼻のように見えてしまい、見た目的に良くないです。今すでに角質が目立っている人だけではなく、角栓は加齢と共にできやすくなってしまうので、今出来ていない人も要注意です。

なぜ角栓ができるのか？

肌は本来、新陳代謝を繰り返し、古い細胞は表層に押し上げられ角質となり、段々と垢となってはがれ落ちると言われています。このことをターンオーバーと呼ばれ、1つのサイクルで約４週間かかると言われています。しかし、肌の状況やホルモンバランスが崩れるとターンオーバーの周期が乱れてしまい、本来でははがれ落ちるはずの古い角質が皮脂と混ざり合い、そのまま残ってしまうことがあります。それが角栓の正体です。

皮脂の多さ

生まれながらに脂性肌や普段の食生活で油ものが多い人は毛穴に詰まりやすい余計な皮脂が多くなりがちです。皮脂が多いと通常ならそのまま蒸発したり、すぐに洗い流せるはずの皮脂が残りやすく、それが毛穴に残ってしまい、角質と混ざり合い、角栓となります。

乾燥

オイリー肌だけでなく、乾燥肌の場合も角栓ができやすくなります。全く正反対の理論ですが、乾燥肌は肌が普段よりも固いため、毛穴の伸縮が悪くなり、毛穴が詰まりやすくなります。そのうえ、肌が乾燥していると乾燥状態から戻そうと本能的に身体が作用するため、逆に脂を発生させようとし、脂性肌になる可能性もあります。また、鼻や口周りに角栓が集中しやすいのは他の肌の部位に比べて摩擦が多く乾燥しやすいからです。

ファンデーション残りなど肌の汚れ

化粧を落とす際にどんなに念入りに落とそうとしてもどうしても残ってしまうのが、ファンデーション。若いうちなら肌のターンオーバーも正常に作用するため、落ちやすいですが、年齢と共にターンオーバーが乱れてしまうため、目に見えないファンデーションが残りやすくなってしまいます。このように落としきれない汚れが年々溜まっていくことによっても角質が出来上がりやすくなります。

ウォーターピーリングで角質を除去

このように様々な理由で角質ができやすくなっていく肌。一度角質ができるとさらに新しい角質ができやすくなってしまい、角質発生の負のスパイラルに陥ってしまいます。そのため、一回すべての角質を落とし、ターンオーバーを正常化する作業をすることが今後の角質除去にオススメ。そこでウォーターピーリングを行います。

ウォーターピーリングは超音波振動でお肌についている水分をミスト化し、毛穴の奥の汚れや皮脂、古い角質を吹き飛ばしながら除去することができる今人気のスキンケアです。一度すべての角質を取り除いておけば、自然とターンオーバーは正常化していくもの。正しいターンオーバーを維持した肌は角質ができにくくなり、綺麗な肌を持続することができます。