ウォーターピーリングを行ったらお肌の状態が良くなるどころか、肌荒れや痛み、乾燥肌などのトラブルが増え、以前よりも状態が悪化してしまう…本来であれば、綺麗なお肌になるはずなのに、中にはそのような症状になってしまう人も一部いるようです。もしウォーターピーリングでお肌の状態が悪化してしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?その原因と対処法をご紹介していきます。
肌荒れが起こる原因
ウォーターピーリングは肌から古い角質を取り除くことにより、肌のターンオーバーを正常化し、若々しい美肌を実現することができます。しかし、間違った方法でピーリングを行うとむしろ逆効果。肌荒れをさらに加速させてしまうことになります。
元々の肌がウォーターピーリングできない状態だった
以前の記事でも書いた通り、元々乾燥肌やアトピー性皮膚炎など肌が弱い人はウォータピーリングを行うことはできません。エステサロンでは施術前にカウンセリングを行なうため、このような人には施術はしません。ただ、家庭用のピーリングマシンの場合、自分の判断で行えてしまうため、このような肌トラブルが起きてしまうかもしれません。

基本的にウォーターピーリングは肌に強い刺激を与えることにより、角質を取り除いていく方法です。そのため、乾燥肌やアトピー、皮膚病、ニキビなど老化以外の肌に悩みを抱えている人は利用しないようにしましょう。
高い頻度で行っていた
肌荒れの一番の原因はウォーターピーリングのやりすぎです。家庭用美容機器が簡単に手に入る時代になってからというもの、過度にピーリングを行ってしまう人が多いです。確かにウォーターピーリングを行うと肌の古い角質が取れ、綺麗になりますが、やりすぎてしまうと新しい角質まで取り除いてしまいます。角質がない状態の肌は見た目はツルツルして綺麗ですが、これはビニール肌と言って乾燥肌や炎症、ニキビを起こしやすい状態です。
もし肌荒れが起きてしまったら
ウォーターピーリングをしてもし肌荒れが起きてしまったら、まずはすぐにウォーターピーリングの使用を中止しましょう。その後、肌荒れ予防の保湿クリームをしっかり塗り、乾燥した肌に潤いを与えてください。しばらく様子を見ても一向に治らない、もしくは症状がどんどん悪くなる場合は、病院の皮膚科を受診するようにしてください。
正しいウォーターピーリングを行おう
ウォーターピーリングが世に出始めてから数年経ち、家庭用のウォータピーリング機器も多くの種類が販売されています。その分誤った知識で行い、さらに肌が悪い状態になってしまう人も多いです。使用上の注意をよく読み、正しい使い方をすることが美肌への近道です。