イオン導入を受けるには、エステサロン、医療機関、家庭用美顔器を使えば、誰でも手軽にお肌のケアを受けることができるようになります。どの方法でも美肌効果を期待できますが、それぞれ値段や方法が多少異なるので注意です。

イオン導入についておさらい

イオン導入を簡単に説明すると、人為的に肌の奥深くまで美容液を染み込ませることができ、美肌効果を最大限まで高めることができる方法です。

イオン導入の歴史は30年と古く、元々はがん治療など、医療機関で研究されていた方法を美容に転換した方法です。人の皮膚の表面(表皮)は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の４つの層で構成されています。このうち、角質層と顆粒層の間には微弱な電気信号によるバリアが張られています。このバリアがあるおかげで、皮膚から有害ぶしっつが体内に入り込むことを防ぐ役割になります。一方で、化粧水や美容液などの効果的な物質も送り込むことができず、本来の美容効果を発揮することができません。

イオン導入はその角質層と顆粒層の間に反対の電極を流すことにより、バリア機能を一時的にストップさせることができます。その期間中に美容液を浸透させることで、今までの約２０倍ほどの美容効果を得ることができると言われています。

イオン導入はエステか皮膚科か？それとも美顔器か？

イオン導入は様々なところで受けることができますが、大体がエステか皮膚科、美顔器でのセルフ施術になります。それぞれの違いをまとめてみましたので、自分に合った施術方法を選択しましょう。

値段

値段に関して言えば、圧倒的に美顔器がコストパフォーマンスが高いです。エステサロンは１回１万円前後、医療機関の場合は、3,000～5,000円かかります。また、アフターサービスのマッサージなども付く場合が多いため、それ以上の値段がかかる可能性があります。一方、美顔器の場合、高くても２万円程度なので、エステサロン2回分、皮膚科の4回分をたった1回買い切りで済ますことができます。

効果

それぞれの効果ですが、イオン導入の施術方法自体に大きな違いはありません。特にエステサロンと皮膚科では使用している機器が同じ場合もあるため、違いはありません。ただ、唯一美顔器の場合、間違った使用方法をしている場合を除きます。間違ったイオン導入の方法とは、例えば、導入できない成分の美容液を使っていたり、マシンの利用手順を誤っているなど、素人であればあるほど、効果のない使い方をしている人が多いです。もし、家庭用美顔器を使い、美容効果を実感したい場合は、必ず使い方を間違えないようにしましょう。

アフターケア

エステサロンには無料でのアフターケアや保証が付いていることが多くあります。一方医療機関の場合は、特にそういうこともなく、納得できない場合は、再度料金を支払って施術を受けなければいけません。また、美顔器の場合は、一回買い切りのため、機械の故障は別として、サポート等は付いていません。

※肌に適した美容液ときちんとした工程を踏んだ場合

まとめ

イオン導入を受けたいと考えている人は効果、安心、コストパフォーマンスのどれを選択しますか？お金に余裕があるという方なら断然、エステか皮膚科を選択するのがいいでしょう。もし私のようなそこまで所得もない方の場合、家庭用美顔器がおすすめです。一度美顔器でのイオン導入を試しに行ってみてはいかがでしょうか。