イオン導入によるフェイシャルケアを行っている最中に妊娠をしてしまった。イオン導入は定期的に行うことで、肌の環境を良くしていくことができますが、途中でやめてしまうと効果も薄れてしまいますし、そのまま続けてしまうとお腹の胎児への影響はないのか心配です…ここでは妊娠中のイオン導入は行っても問題ないのか解説していきたいと思います。

イオン導入は妊娠中も受けられるのか

実際の臨床実験などのデータはありませんが、原理上は問題ないようです。イオン導入は超音波振動を使います。エコー写真も超音波を使った精密検査のため、胎児への影響は少ないと考えられるでしょう。

しかし、超音波は少なからず脂肪細胞などを破壊する可能性があります。胎児にとってお母さんの脂肪は貴重な栄養素です。その栄養素が少なくなってしまうと十分な栄養補給をすることができなくなってしまう他、胎児自体の脂肪も破壊されてしまう可能性も少なからずあるといえるでしょう。実際に妊婦を使った実験などすることもできないため、少しでも危険性があるのなら行わないほうが無難と言えるでしょう。

妊娠中にも受けられるエステ

イオン導入はお腹の成長に影響を与える可能性があります。妊娠中といえども、やはり見た目には気を付けておきたいところ。そこでイオン導入の代わりに妊娠中にもできるエステのプログラムを受けることをおすすめします。

フェイシャルマッサージ

フェイシャルマッサージには様々な種類がありますが、おおむねお腹の中の子供に悪影響を与えるようなものはありません。妊娠中はむくみやすく、また血行が悪くなりがちです。ハンドマッサージやリンパマッサージを行うことで血行を活発にすることができ、妊娠中のむくみ改善が期待できるでしょう。

シェービング

妊娠中はホルモンバランスの乱れにより、一時的に体毛が濃くなることもあるようです。女性にとって体毛は処理しておきたいもの。シェービングは超音波など胎児に直接影響を与えることはありません。しかし、シェービング中に肌を切ってしまわないように注意はしましょう。もし心配ならサロンでシェービングの施術を受けると安心してムダ毛処理をすることができます。また、エステサロンには光やレーザーを使わないマタニティ用のシェービングメニューがあるところもあります。

フェイシャルトリートメント・パック・毛穴洗浄

ほとんどのサロンでは妊娠中にも拘わらず、受けることができます。しかし、妊娠中は肌が敏感になっており、今までは何ともなかった美容液が肌に染みたり、刺激を感じやすくなる場合があります。その場合は、美容液を変更するなど対応しましょう。

まとめ

妊娠中はお腹の胎児のことを最優先に考えましょう。