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イオン導入

イオン導入美顔器の仕組みとその気になる効果とは?

美容機器やエステサロンでよく聞く「イオン導入」。イオンレベルの美容成分を肌に送り込むことで高い美容効果を得ることができます。しかし、具体的な仕組みや効果は知らない人は多いのではないでしょうか?そこでこの記事ではイオン導入の仕組みや美容効果をご紹介します。

イオン導入の仕組み

イオン導入をすると肌の深層部分への多くの美容液を手軽に浸透させることができるようになります。ではその具体的な原理を見ていきましょう。

肌のバリア構造

皮膚は外から順番に角質層⇒顆粒層⇒有棘層⇒基底層と4層の構造になっています。肌の奥から生まれた細胞は生まれ変わるにつれて、表面部分まで押し上げられ、それが角質層になります。皮膚の役割は外部から異物の侵入を防ぐバリアです。角質層は酸性(+イオン)、顆粒層はアルカリ性(-イオン)とそれぞれ引き合う性質を持っている。+と-の間には微弱な電流が流れていて、これが外部からの侵入を防ぐバリアとなっています。そのため、いくら化粧水を念入りに塗りたくったところで、このバリアに阻まれ、皮膚の深層部分には行き届きません。


引用:【医師監修】肌の構造とその役割 | スキンケア大学

 浸透の仕組み

イオン導入をすると肌の深層部分へ多くの美容液を手軽に浸透させることができるようになります。よく広告などに「肌の奥まで浸透」とありますが、この表現は正式には「角質層の奥まで」が正解です。つまし、角質層と顆粒層のバリアが張っている限り、どんな小さな元素でもこのバリアを突破することはできません。

そこでこのバリアを破るために使うのがイオン導入機です。イオン導入機は電極を皮膚に当て、マイナスの微弱な電流を流します。微弱な電流を流すと角質層と顆粒層の電流の流れを止める働きがあり、一時的にバリアがなくなる状態になります。その間に美容成分を肌の深層部分まで行き届かせることができます。

イオン導入の効果と注意点

イオン導入の一番の効果はやはり、美容成分をお肌の奥へ浸透させることです。また、イオン導入機を使えば、ピンポイントに気になる部分にケアすることができるので、肌荒れや老化が目立つパーツを集中的にエイジングケアすることができます。

しかし、イオン導入ではすべての美容成分を浸透させることができるとは限りません。いくらイオン化したとしても粒子が大きいもの浸透せず、小さい成分のみが浸透します。

  • 浸透する成分:ビタミンC誘導体、プラセンタ、グリシルグリシン、トラネキサム酸、アミノ酸、成長因子…等
  • 浸透しない成分:コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン…等

 

そのため、イオン導入をする際には化粧水などの美容液の成分表を調べ、出来るだけイオン導入しやすいものを選ぶのがベストです。

また、導入機を使うとすべての成分をイオン化してしまいます。そのため、香料や防腐剤など必要ではない成分も浸透させてしまいます。このような成分が肌の深層部分に入ると別の悪影響を及ぼす可能性があるため、イオン導入する際には無添加の美容液を利用しましょう。