キャビテーションは、超音波振動を当てることで、皮下脂肪を分解・融解することができる話題のダイエット方法です。脂肪を分解すると言われるととても痛そう・・・、と思われるかもしれません。今回はキャビテーションが痛いのかについてご説明していきます。

キャビテーションにより脂肪細胞を破壊

キャビテーションは、超音波振動によって脂肪細胞の中に水泡を作り、脂肪細胞を大きくしていきます。脂肪細胞は膜状になっているので、大きくなるにつれて脂肪細胞の膜は壊れ、脂肪細胞の中から中性脂肪を排出させます。

脂肪細胞の破壊は痛い？

では、キャビテーションによって脂肪細胞が破壊されたときに痛みを伴うのでしょうか。答えはノーです。キャビテーションは、痛みのない痩身方法として注目されています。キャビテーション自体には全く痛みはなく、脂肪細胞が破壊されても痛みはありません。EMSのような刺激があるわけでもなく、完全に無痛です。身体にメスを入れる脂肪吸引とは異なり、痛みを伴わないため、気軽にできる方法なのです。

痛みがあるのは、リンパからの排出の際

キャビテーション自体には痛みはありませんが、キャビテーションを受けた後に行うリンパマッサージには痛みを伴います。キャビテーションによって破壊された脂肪細胞から排出された中性脂肪を体外に排出するためには、リンパから出す必要があります。そのためリンパマッサージが必要なのです。リンパマッサージを行うことで体内の老廃物や中性脂肪を出していきます。このリンパマッサージが思いのほか痛みを伴うことがあるのです。

リンパマッサージは、あくまでも老廃物や中性脂肪を体内から押し出すことを目的としているため、比較的強めの力でマッサージをされます。そのため人によっては痛いと感じる人もいると思います。あまりに強いマッサージだと感じたら素直に申告してください。

まとめ

キャビテーション自体は全くの無痛です。しかしながら、中性脂肪を排出するためのリンパマッサージには痛みを伴うこともあります。しかしながら、体にメスを入れる脂肪吸引と比べ明らかに体への負担は小さいですので、脂肪でお悩みの方は一度お試しになってはいかがでしょうか。