キャビテーションは従来の痩身術と比較すると副作用やダウンタイムもなく、全身だけでなく、部分痩せにも効果があると言われている新しい施術方法です。しかし、ただ、キャビテーションを行えば、必ず痩せることができるとは限りません。いくら新しい痩身術と言えども、多少の努力をせずにダイエットができるほど甘くはありません！特にキャビテーション前や翌日の食事が非常に重要だということはご存知でしょうか？実は無理せずに食事を改善するだけで、キャビテーションの効果は見違えるほどに改善されます。では一体どのような食事をとれば、より効果的に痩せることができるのでしょうか？

キャビテーションについて簡単におさらい♪

キャビテーションとは、特殊な超音波を用いて直接脂肪に働きかけ、脂肪の膜を破壊し、その中の脂肪細胞を分解する方法です。脂肪は風船のような膜に覆われていいて、キャビテーションはその膜を破壊することができます。膜が破壊されるとその中から液体状の脂肪細胞が流れ出します。分解され、乳化した脂肪細胞は肝臓を通り、さらに分解された後、尿と一緒に体外に排出されます。また、セルライトのような老廃物と混同し、滞留している脂肪にも有効で、部分痩せにももってこいの痩身術です。別名、メスを使わない脂肪吸引とも呼ばれており、最近のエステサロンではこの方法を用いるところが多くなっています。

キャビテーション前の食事とは

キャビテーションを行う前に特に絶食や食事制限をする必要はありません。しかし、直前に食事をとってしまうと身体は摂取した食べ物を消化し、エネルギーとして吸収しようとしてしまうため、うまく脂肪を分解することができなくなってしまいます。また、サロンでのキャビテーションはリンパマッサージも一緒に行われることが多く、お腹がいっぱいの場合、気持ち悪くなってしまう可能性もあります。そのため、キャビテーションの約２～３時間前までに食事をとっておきましょう。

どんな食事が効果的？

キャビテーションの前には腹持ちの良いものや高カロリーのものを摂取するのはやめておきましょう。同じカロリー量の食べ物でも消化が悪かったり、高カロリーの場合、施術中にも分解を行い続けてしまいますので、効果が薄くなってしまいます。

・オススメな消化の良い食べ物
うどん、そば、おかゆ、ヨーグルト、ゼリー、プリンなど…

また、直前には水分を多めにとるようにしましょう。水分を摂取することによって新陳代謝が活性化され、脂肪の燃焼を促進してくれます。この際飲み物はゼロカロリーかつ、身体が温まる飲み物だとより効果的です。ハーブティーや生姜湯などカロリーオフで冷え性に効果的な飲み物だとより有効です。

キャビテーション後の食事は？

キャビテーションは多くて週２回程度が目安です。施術のあと２～３日は乳化された脂肪細胞が徐々に体外に排出される期間になります。その期間中はできるだけ代謝をよくし、出来るだけ排出量を増やすように心がけましょう。排出されない脂肪細胞はそのまま体内に滞留し、再び皮下脂肪に戻る可能性があります。また、肝臓への負担も大きくなるため、アルコールの摂取を控えます。以下のような食べ物を中心に無理のない食事制限をすることによって、綺麗に痩せることができます。

・新陳代謝を良くする食べ物
納豆、牛乳、ほうれん草、豆腐

・肝臓に良い食べ物
レバー、ブロッコリー、かぼちゃ、ごま、うなぎ、牡蠣、うなぎ、ナッツ

まとめ

キャビテーションを行うにはただ施術を行うだけでは効果が実感できない人が多いです。現代人は新陳代謝がよくない人も多く、また、加齢と共にどんどん低下していきます。エステサロンや家庭用キャビテーションマシーンを利用して効果が得られなかった人はもう一度食事に気を付けて、チャレンジしてみるといいのではないでしょうか。