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キャビテーション

キャビテーションのやりすぎは肝臓への負担あり?

キャビテーションを行うと普通のダイエットでは減らすことのできない脂肪やセルライトをピンポイントに部分痩せすることができ、今非常に人気の痩身術です。キャビテーションは脂肪吸引のような今までの痩身術と異なり、副作用もほとんどなく、安心して行うことができます。しかし、キャビテーションを行うと肝臓に負担がかかるとも言われています。

肝臓のメカニズムとキャビテーション

肝臓は上腹部の肋骨に囲まれた右側にあり、1.2~1.5kgほどの重さの人体では最も大きな内臓です。肝臓の主な機能はアルコールや脂肪など栄養素の消化吸収をサポートする実はとても忙しい臓器です。肝臓の主な機能は物質の代謝、解毒、短銃の生成がありますが、キャビテーションで最も関わる機能は物質の代謝です。肝臓には血液やリンパ液を通り、消化器官で消化・吸収された物質を代謝しています。代謝された栄養素は主に体外に排出されたり、そのまま肝臓に蓄えられます。

キャビテーションを行うと超音波振動により、患部の脂肪を乳化・分解し、液状化した脂肪細胞は血液やリンパ液に取り込まれます。脂肪はそのままの状態では排出されず、まずは肝臓にいきます。肝臓に到達した後にさらに分解され、尿となり、対外に排出されます。

通常、肝臓は消化器官から取り入れた栄養素のみを分解しますが、キャビテーションを行うとさらに体内にある脂肪もプラスαで分解します。こうして、キャビテーションを行うと肝臓に運ばれる分解成分が増えてしまい、肝臓への負担が増えてしまいます。

キャビテーションの頻度調節のすすめ

このようにキャビテーションを行われた脂肪細胞は肝臓に送りこまれ、尿として体外に排出されます。その結果、激しい運動や食事制限をすることなく、ダイエット効果を得られますが、キャビテーションのやりすぎは肝臓を痛めてしまう危険性があります。

肝臓は臓器の中でも非常に強い臓器で、半分以上を切除したとしても健康であれば半年後には元の大きさに戻ると言われているほど丈夫です。このような強靭な臓器のため、多少分解成分が増えたからといって負担はほとんどかかりません。しかし、毎日キャビテーションを行ってしまうと、通常時の何倍にも分解作業を行わないといけないため、肝臓は少しずつ疲弊してしまいます。肝臓は強い臓器の反面、障害が起こっても気が付きづらく、気づいたときには大きなダメージを与えられてしまっている可能性があります。

また、キャビテーションは毎日行ったり、頻度を上げたとしても効果はほとんど変わりません。

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そのため、適切な頻度を守り、定期的に行っていけば、肝臓への負担も少なくしながらダイエットを継続することができるでしょう。