お尻や太ももに付きやすく、肌が凸凹して気になるセルライト。リンパマッサージを行うと、柔らかくなり、燃焼しやすくなります。しかし、そのマッサージをしているときに限って痒みを生じやすくなる人が多いようです。実際にそのセルライトの痒みとマッサージは因果関係があります。

セルライトが痒くなる原因とは

セルライトは脂肪細胞と不純物が結合し、固まったしまった状態です。そのため、結合してしまっている分、ダイエットや運動ではなかなか落としにくいのが特徴です。そこで、マッサージを行うことによって、結合状態がほどけ、セルライトが柔らかくなり、落としやすい状態になります。セルライトが付いている状態では周りの欠陥が押しつぶされている状態のため、血行不良になっています。しかし、マッサージを行うと血行が促進されることにより、急激に血管に血液が流れます。それによって痒みが発生してしまいます。

セルライトが痒いときの対処法

マッサージによってセルライト部分が痒くなった場合は、血行が促進されており、セルライト除去マッサージが効いている状態ですが、あまりにも痒い場合、かいてしまったりすると肌を痛めてしまいますし、あまりにも我慢できない場合は、マッサージを中断しましょう。最悪の場合、炎症反応が起きてしまっている可能性もありますし、数日間様子を見てから再度行うかどうかを判断するといいでしょう。マッサージに関してもやりすぎは禁物のため、適度な頻度を守りましょう。

痒みの原因はオイルの可能性も？

マッサージによる血行促進による痒みの可能性もありますが、マッサージの際に利用するオイルやジェルが原因の可能性もあります。基本的には無添加のものを利用するエステが多いですが、場所によっては体質に合わないものを使っている可能性があるので、いったん中止をして様子を見てみましょう。もし症状が良くならない状態が続く場合は、施術者に相談したり、病院に行くことをおすすめします。

痒みの起きないセルライト除去方法

マッサージの場合、血行の促進やオイルなどの利用によって痒みを生じる可能性があります。もしその痒みが苦手な場合は、キャビテーションがおすすめです。キャビテーションは特殊な超音波を用いて、セルライト内の脂肪細胞そのものを破壊し、乳化します。溶け出した脂肪は血液やリンパ液を通って肝臓に行き、処理され、対外に排出されます。マッサージの場合、回数をこなしていくことによって燃焼効果を高め、少しずつ脂肪をなくしていきますが、キャビテーションの場合は、直に脂肪を破壊するため、効率よくセルライトの除去をすることができます。また、痒みも起きずらく、マッサージでの痒みが気になる場合は、キャビテーションをおすすめします。

もちろん、エステメニューにも多くありますが、キャビテーションとマッサージを組み合わせることによって、より効率よくセルライトの除去を行うことができます。

まとめ

セルライトマッサージにより、痒みが生じやすくなりますが、これは一時的に血流が良くなることが原因のため、時間の経過と共に解消されていきます。しかし、マッサージに使うジェルやオイルなどが原因で痒い場合は、アレルギー反応の可能性もあるので、一時的にマッサージやオイルの使用を中止し、様子を見ることをおすすめします。