
手軽に痩せられる痩身術として人気のキャビテーションですが、いくつか気をつけなくてはいけない点があります。その中の一つが食事です。特にキャビテーション後の食事は気をつけなければいけません。今回はそのことに関してご紹介していきます。
この記事の目次
キャビテーションと食事に関して
キャビテーションは食事制限を行わくていいといわれていますが注意しなくてはいけません。
順番にご紹介していきます。
カロリー吸収率が上がってしまう
キャビテーションは脂肪細胞を乳化させ体内から脂肪を排出します。そのため体内の脂肪が減るのですが、その後の吸収率が高くなります。全く同じ食事をしていても吸収率が上がっているため、いつもよりカロリーを摂取してしまうということです。
ダイエット全般に言えることですが脂肪が減ってくると脳が飢餓状態になると勘違いをおこし、必要以上に摂取してしまうのです。
施術前後に食事をとっていい時間
食事をした時消化され始めるまでは若干の誤差があります。だいたい、30分位かかると言われていますが、はじまる1時間前から何もとらないようにしましょう。(食べるものによって誤差があります)
また施術後の2時間はキャビテーションによって脂肪が分解せれている時間です。その時にカロリー摂取はあまりよくありません。ですので術後2時間は食事をとらないようにしましょう。
キャビテーションの前後の食事についてのまとめ
施術前:1時間前まで
施術後:2時間後まで
以上の時間の食事はなるべく控えるようにしましょう。もちろん絶対にとってはダメというわけではないのですが、せっかくうけるキャビテーションの効果を最大限にするために気をつけておいたほうが良いポイントです。
気をつけたい食事のポイント
上記の時間を守ったとしても、その内容によって効果が変わってきます。食事と言っても、食品により消化時間などが変わってきます。ポイントをご紹介します。
食べ物によって違う消化時間
おおまかではございますが下記をご覧ください。
- 果物・・・20分~30分
- 野菜・・・1時間~2時間
- 炭水化物・・・8時間~12時間
- タンパク質・・・10時間~24時間
と結構な時間を擁することがわかるでしょう。施術前に食べるものを気をつけましょう。特に気をつけたほうがいいのは、油物です。
野菜や果物が消化が早くおすすめの食材です。しかし普段からガッツリ食べている人には物足りないでしょう。
キャビテーション後の食事
キャビテーション後は前述のとおり2時間はあけましょう。その後は食事をとっても問題ありませんが、いつも通りの食事は控えたほうがいいでしょう。
キャビテーションは食事制限ダイエットのようなに極端な食事制限は必要ありませんが、カロリー吸収率が上がりやすくはなっているので、注意が必要です。せっかく行ったキャビテーションを無駄にしないために適度な食事制限をするとより効果が期待できるでしょう。
肝機能への負担~アルコールに関して~
キャビテーションは脂肪細胞を乳化させ体外へ排出しますが、その前に一度肝臓に集められます。この際に肝臓に負担がかかりますので、アルコールは控えたほうがいいでしょう。目安としては2日程度です。
水分補給の大切さ
キャビテーションは水分を補給されることを推奨されています。それも多めに。サロンなどで施術を受ける前にあるカウンセリングなどで説明をうけると思いますが、水分補給には重要な意味合いがあります。
老廃物の体外排出促進
体のめぐりを良くするために必要なのが水分補給です。キャビテーションは脂肪細胞を乳化させ破壊します。その乳化した脂肪細胞はリンパに沿って流れ、尿などで体外に排出されます。身体の中に残ったいらない老廃物を流すにはとにかく水分を補給することが一番効率がいいのです。
脂肪を燃やす手助け
溶けた脂肪はエネルギーとして使用されます。脂肪燃焼に必要な物が「糖質」です。糖質が燃えるために必要なのが水分なのです。つまり水分は脂肪燃焼に必要な要素といえるでしょう。水分が不足してしまうと脂肪燃焼されにくくなってしまいます。
おすすめな水分補給
水分補給は甘いモノでなければ基本的にはいいでしょう。水が1番です。その水の中でも「白湯」が良いとされています。理由としては内臓機能が高まり新陳代謝があがり痩せやすい体質になるのです。また普通の水道水よりも利尿作用があります。
※身体の栄養も一緒に流れてしまう可能性があるため、飲み過ぎはダメです。一日800ccまでにしておきましょう。その他は通常のミネラルウォーターでいいです
まとめ
- 施術前の1時間前からと施術後2時間は食事をとらないようにする
- 施術前の食事は消化時間などを考えて取る
- 施術後は吸収しやすい体質になっているため、食事の摂り過ぎは注意
- 水分補給はいつもより多めにとる
これから痩せようとしている場合は、食事なども気をつけたほうがいいでしょう。もちろんキャビテーションはちゃんと効果が期待できる施術方法ですが、食事で以前と同じになってしまったらキャビテーションを行った意味がまるでありません。せっかく受けるのであればより効果が高くでるように最善をつくすことがいいでしょう。